回送電車

地下という空間は、やはり不思議な空間なわけで、回送電車といえども、無人で止まっていたりすると、別次元のような錯覚を覚えます。
照明も点いていない車内と「回送」の文字だけが赤く浮かび上がる空間。
独特な雰囲気が漂っています。

地下鉄と言っても電車なので、当然、回送電車も走るのでしょうが、記憶に留めている限り、地下鉄の回送電車を見るのは初めてです。
出会えた私は幸運だったのか、それとも不幸だったのか。
希少な体験だったことは、間違いないでしょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

シグマfpL

前の記事

地下であること
シグマfpL

次の記事

先の見えない道