近代文明と星

星を撮るとき、自然との星景写真を撮ることが多いように思う。
でも電柱は意外にも星に合うような気がする。
電気などという近代文明の代表のようなものだけれど、なぜか電柱はノスタルジーを感じさせてくれる。
もっとも電柱は明治時代には日本にもあったから、赤レンガの建物同様、近代文明であってもノスタルジーの対象であるのかもしれない。
今を生きる日本人は、電柱を見ずに育った人はいないでしょう。
子供の頃から見上げてきた電柱は、そのまま今の日本を作ってきたと言っても過言ではないかもしれない。
だから電柱の後ろにはたくさんの星があることを忘れてはいけない。
