珍客はスパイス
ファインダーを覗いて、構図を決めて、いざシャッターを押そうとしたとき、予定していないものが入り込むことってありますよね。
鳥だったり、虫だったり。
そういう珍客は、構図の中に動きを与えてくれるので、風景や植物を撮るときには、うれしいハプニングです。
特に今回入ってきたハチの場合、ときどきホバリングしてくれるので、いい感じに写ってくれます。
もちろんピントまでしっかり合わせるのは難しいですけど、何が写っているのかわかるくらいには止まってくれます。
この写真もよく見ると、ハチの目ではなくお尻にピントがきています。
でもあまりそこは気にならずに、写真に変化を与えてくれていると思います。
虫は、他の鳥や動物と違って、見つけてさえしまえば、結構写真に納めやすいことも多くあります。
飛んでいる虫は難しいですけど、アリやクモやシャクトリムシなどは、そこそこピントを合わせられると思います。
特に植物と一緒に写ると、主役を奪うほどの名脇役です。
とりあえずピントが合っているかを気にせず、シャッターを押してみる。
そうすると結構上手く撮れていることもあります。
そういう偶然を味方にするために、普段から連写にしておくのもいい方法だと思いますよ。