大胆な構図で
まだまだ続く琵琶湖周遊ツーリングでの写真です。
写真や絵画では三分割構図や日の丸構図など、いろいろな構図がありますよね。
これらの構図は、安定していたり、視線が向きやすかったり、安心感があったりで、私もよく使っています。
でも山田五郎さんのYouTubeで「ミロのヴィーナスが黄金比で出来ているのは、あれが美しいとヨーロッパ人が決めて、ミロのヴィーナスの比率を黄金比と言った」という話がありました。
つまり「ミロのヴィーナスが黄金比なのではなく、黄金比がミロのヴィーナスから生まれた」ということ。
なかなか勉強になります。
で、人間の心理として、穴や隙間があったら覗きたくなりますよね。
こんな心理がソール・ライターの写真かなとも思うんです。
傘や壁で大胆に一部を隠した写真が、いろいろあります。
ミニマル写真も、余白という形で隙間やポイントへの視線誘導をしています。
構図の教科書にはないですけど、これもひとつの表現方法かなと。
で、大胆な構図で琵琶湖の島や岬を切り取ってみました。
湖北に行くとこういう景色が見られるので、自然の景色を撮るなら湖北まで足を延ばすのもいいですよ。