ハリネズミだった

大阪駅の風の広場にある転落防止用の柵の上には、ハリネズミがいる。
私は最初イノシシだと思っていたのだけれど、聞くとハリネズミということだった。
思い込みというのは恐ろしい。
よく見れば鼻が長いのでハリネズミが正しい。
柵の上に鳥が止まるのを防止するための針なので、ハリネズミということなのだろう。
イノシシでは、確かになんのことかわからない。
このハリネズミなのだが、言われなければ見つけるのが難しい。
隠れているわけでもなく、人が滅多にいかないような場所にあるわけでもない。
ただこんなところを気にする人が少ないということだ。
これもある種の思い込みで、こんなところに注目するようなものはないと、勝手に思い込んでいるのだ。
街撮りは発見力ということを書いたこともあるが、コレなどは発見力の賜物だろう。
