光と影

写真の基本は光と影です。
とは言っても、芸術的写真ではなく、例えば報道写真、記録写真、記念写真など光と影にできる限り影響されないように撮る写真もあります。
それはむしろあるがままの状態、質感を重視するからでしょう。
光によって印象が変わることを極力避けようとすることでもあります。

時事通信のカメラマンによる高市総理への陰口で「支持率下げてやる」という言葉が報道されましたが、写真は撮り手の意図で印象を大きく変えることが出来ます。
アイドルのグラビアを見ても、同じモデルが可愛かったり、美しかったり、活発だったり、しとやかだったりとイメージを変えて捉えられる事ができるのが写真です。
演技指導の入らない動画では、そのときのそのままがテレビで流れたりもします。
もちろん悪意ある編集をされれば、動画は写真以上にイメージ操作はできますが。

写真というのは「photograph」であり「光で描く」という意味です。
だから光と影を意識して、初めて写真を撮ったと言えるのかもしれません。
もちろんあるがままを撮るときにも、光の影響というのはありますから、やっぱり光と影は重要なのかもしれません。

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