朝日を浴びる海

十津川村へレモン彗星を撮りに行ったときの一枚です。
レモン彗星は日暮れすぐに見られるのですが、10月の中旬は明け方にも見られたんです。
それで朝と夜の二段構えで行ったのですが、朝の挑戦は新宮市の海岸で待ち構えていたものの、見ての通り雲が多くて残念な結果になりました。
それでもキレイな朝日は昇ってきていて、ちょうどフェンスを超えて伸びてきた蔓草との一枚を撮ってみました。
レモン彗星に限らずですが、天気に大きく左右される撮影の場合、ダメだったときの予備は絶対に必要です。
近所での撮影やよく行く場所での撮影であればいいのですが、そうではない場合、ダメだったときの気持ちの切り替えは必須事項と言えるでしょう。
もちろん撮影である必要はなくて、「ダメだったからアレを食べに行こう」とか「アレを買いに行こう」とか。
ときには「さっさと帰って、家でアレしよう」でもいいと思います。
それで今回はレモン彗星はダメだったけど、海から昇る朝日はキレイだったという一枚です。
朝日そのものではなく、海に写る光と蔓草が上に伸びるシルエットで、朝の清々しさと希望を表現してみました。
