秋眠

「春眠暁を覚えず」というように、春の暖かさは日が出てもそのまま眠り続けたいほど気持ちがいいものです。
ならば同じような気温の秋も、やっぱり眠り続けたくなるものです。

ちょうど舞い落ちた先がふかふかの苔のベッドの上だったりしたら、そのまま静かに寝続けてしまうでしょう。
ただ秋が春と違うのは、夏の暑さに慣れた体は、昼間の暖かさの中で眠りに落ちて、夕暮れの寒さで目が覚めてしまうということ。

春と秋が短くなったと感じられる昨今ですが、短くても秋を感じていたいものです。

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