地下に住む

暑さ除けで地下に潜ってみました。
始めに言っておくと、今の地下鉄はこんなに薄暗くはありません。
それに地下であることを意識させない昼光色や昼白色の照明が使われています。
こんな青っぽい光ではありません。

ただイメージとしてはこんな色合いですし、表現したい画としてもこんな感じです。

地下というのは、独特の閉塞感があります。
天井が低いとか、開けていないとか、そういう理由もあるでしょう。
でもわずかな気圧の違いを肌が感じ取っているという気もします。

ここを生活の一部として、毎日地下鉄に乗り、人生の何分の一かを地下で過ごす。

この先、地下での生活は何分の一で終わるのでしょうか。
気候変動を始めとする災害から身を守るには、人は生活圏を地下に求めたほうがいいのではないだろうか。
生活の大半を地下で過ごし、浄化したものを地上に放出する。
または地上をすべて緑で覆い、人工物は地下に留める。

遠くない未来に、こんな世界が広がっているかもしれない。

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