日本の静

朝の柔らかい光が好きという人がいるけれど、真夏では朝でも光は強い。
そんな強い光がお寺の白壁に影を作っていた。

現像ではできるだけ彩度を落として、影が強すぎないように調整もしている。
それでも浮かび上がる木の影の力強さは消えない。
一応は垂木の影を残し、木目の見える部分のそのままにしてみた。

日本の絵画は江戸時代になると、かなり色鮮やかになる。
でもイメージとしては低い彩度やモノトーンのほうが似合う。

活気と静寂

暑気払いには、こういう静寂もいいのではないだろうか。

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