清めの水

神社と寺は別のもの。
と言っても江戸時代までは一緒のものだったので、無理やり別物にされた感は大きい。
神社には鳥居があって、寺にはない。(例外あり)
寺には鐘があって、神社にはない。(例外あり)
神社は日本古来の宗教で、寺は中国から伝来した仏教。
寺は殺生をしないが、神社はする。(例外あり)
神社は柏手を打つが、寺は鈴緒を使って本坪鈴(ほんつぼすず)を鳴らす。(例外あり)
とこんな感じだろうか。
だがどちらも霊的に偉い人(?)に面会するので、失礼のないように身なりを整える。
そのひとつが手水ということになる。
だから神社にも寺にも手水舎があり、そこで手と口を清める。
水がキレイな日本ならではの風習ではないだろうか。
そんな日本で、手水舎と同じように神社と寺に共通するものがある。
それは賽銭箱。
