梅花藻は難しい
ストリートスナップがまだ少し残っていますが、ちょっと横道に逸れて、昨日撮ってきた梅花藻です。
梅花藻というのは水草の一種で、その名のとおり梅のような花を咲かせます。
今まで滋賀県の醒井宿で、4~5回ほど撮っているのですが、これがなかなか難しい。
樹木に咲く花ではなく草に咲く花は、基本的には俯瞰で撮るか、花と同じ高さで撮るとキレイに写ると思っています。
もちろん例外もあるし、風景として撮る場合はまったく違います。
撮影意図でも違うでしょう。
ただ俯瞰か真横から撮っておくと、とりあえず絵になるんです。
でもこの梅花藻の場合、その撮り方をするのが難しい。
何しろ川の中ですから、身を乗り出し過ぎると落ちてしまう。
川縁まで近づけるようになっていても、かなり身をかがめないと花の高さにならない。
しかも花に近づきすぎると、カメラが水没する危険もある。
そんなこんなで苦労した3枚です。
今回、70-200mm/f2.8を持って行ったので、かなり寄れましたけど、大変でした。
構図としても花の数が多いので、漠然と撮ると散漫な写真になってしまう。
水が水とわからなければ、梅花藻の意味がない。
水の中は水流があるので、被写体をブラすかブラさないか、はっきりさせなければならない。
今回は良かったけれど、晴れていると太陽の反射も考えないといけない。
ホント、梅花藻は難しいです。