自由比率

フルサイズのデジカメでは、アスペクト比は普通3:2になっていると思います。
これはセンサーのサイズで、35mmフイルムと同じ比率です。
それぞれ好きなアスペクト比に設定変更はできますけど、基本は3:2にしている人が多いと思います。

ではこれを印刷したとき、L判にしても、四つ切にしても、六つ切りにしても、A4にしても、比率は3:2ではないんです。
つまり印刷するときは実際に写っている四隅のどこかは写らないんです。
こうならないためには、大きめの紙に十分な余白をとって印刷しないといけない。
もともと紙とセンサーの比率が違うのですから、当然と言えば当然です。

では最終的な画像を3:2にする必要ってあるんでしょうか。
3:2以外にもいろいろなアスペクト比がありますけど、この比率の意味って何なのでしょう。

紙に印刷するにもピッタリ合うわけではない。
3:2以外はセンサーとの相性もいいわけではない。
3:2にしてもフイルムからの流れでそうなっているだけ。

それだったら自由な比率でもいいと思いませんか。
特に現在はモニターやスマホで見ることがほとんどですから。
自分の好きな比率や形でトリミングしてみるのも、悪くないって思います。
もともと35mm以外のフィルムは、それぞれに比率が異なっているんですから、デジタルではアスペクト比は自由ということで良いと思います。

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