乱反射を利用する

写真は「真実を写す」と書くが、これはphotographの意味とは異なります。
photographは「光で描く」という意味で、日本でも昔は「光画」と訳され、本来の意味に近いものでした。

その光で遊んでみたのがこの写真です。
複雑に乱反射するショーウインドウに通りを歩く人たちが写り込んで、多元的な光が集まっています。
色も光の一部ですから、いろいろな波長があふれてきていると言っていいでしょう。

街撮りではカメラでなければ捉えられないような見え方がたくさんあるので、そういうものも生かしていきたいものです。

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