都市のパターン
何気なく通り過ぎてしまうところに、他の人が気づかない被写体が隠れていることがあります。
街撮りではそれを如何にして見つけるか、どういう構図にするかを歩きながら考えなければいけません。
常に感性を研ぎ澄ませておくことが重要なんです。
でもそれって疲れますよね。
なので、ちょっとひと休みして、ベンチに座ったとき、見上げたところにあったのがこの風景です。
歩きながら見つけるのが王道なんでしょうけど、立ち止まったときに見つけたって面白ければいいんです。
他の被写体目当てで写真を撮って、ふと横を見たときに目に止まった場所を撮る。
後から見返したら、そっちのほうが良かったなんてこともありますしね。
これ透明な屋根に規則正しく並べられたソーラーパネルです。
この整然と並べられているところが、なんとも日本らしくてカメラを構えたら、屋根の向こう側にビルのてっぺんが見えた。
ただのパターンだけでは変化がないので、そのビルを少しだけ構図に加えてみました。
あまりゴチャゴチャしないように、色はシンプルにしています。