静かな息吹
大台ケ原は本当に生命力でいっぱいです。
こういう水源の森になっているところは、湧き水もあるし、森自体も保護されているんで、生き生きとしているんですよね。
なので、水が豊富な森は、いい写真を撮れる機会がいっぱいあります。
もっとも私のように「木を見ず、森も見ない」人間にとってです。
ほかの方はわかりません。
この写真は木の切り株の下のほうから、苔や草がせりあがっているところです。
いい感じに光が当たっていたので、その部分を狙っています。
ただ光が当たっているのが左半分だけだったこと。
切り株を中心にすると当たり前過ぎたこと。
などから右側を広くとる構図にしてみました。
三分割構図やや左寄りという感じです。
これで右側に広くて暗い空間ができて、静寂さが表せたかと思います。
正直に言うと、日の丸構図も嫌いじゃないので、結構撮るんですけど、三分割構図は王道で、とりあえず三分割線を意識しておけば間違いはないかなと。
いい写真になれば、構図を意識しなくても、後から構図がついてくるものなのかもしれないですね。