再生
大台ケ原は国立公園なので、無許可で木を伐採してはいけません。
でも昔は多くの木を切り出していて、自然に朽ちたものも含めて、切り株がいろんなところに存在しています。
これもそのひとつだと思うんですが、長年、雨にさらされて腐っていって、雨の多くたまったところに苔が生え始めています。
ここからさらに植物の種子が苔の上に落ちて、十分な養分と水分で新たな木が生えていくんでしょう。
なかなかにドラマを感じてしまいます。
そんなこれから再生していく切り株を、真横からのアングルで撮ってみました。
切り株が全体の2/3を占めることで、上に伸びていく感じと湧き上がる生命力を表現してみました。
緑色は自然の生命力を感じさせますから、色は緑と黒のみ。
今回の大台ケ原では70-200mm f2.8のレンズを使っているので、先端以外はいい感じにボケてくれています。
森では被写体の近くまで行けないことも多いですから、望遠ズームが便利です。
ちょっと重いですけど。